家計改善の最初の一歩は「支出の見える化」|家計簿アプリ3つの違いと、続けられる使い方

「毎月お金が残らないけど、何に使っているのかよくわからない…」
「家計簿をつけようとしても、いつも続かない…」
家計を見直そうと思っても、何にいくら使っているかがわからないと、どこから手をつければいいか決められません。
本記事では、家計改善の最初の一歩として、家計簿アプリで支出を「見える化」する方法を紹介します。
- みんな毎月いくら使っているか
- 家計簿アプリを使うと何がラクになるか
- マネーフォワード ME・Zaim・Moneytree のちがい
- 続けられる使い方の3ステップ
みんな毎月いくら使っている?
総務省の家計調査によると、2人以上の世帯の1か月の支出は、平均で314,001円です。
| 費目 | 1か月の平均 |
|---|---|
| 食料 | 94,895円 |
| 交通・通信 | 45,730円 (うち通信 11,672円) |
| 教養娯楽 | 32,125円 |
| 光熱・水道 | 24,547円 (うち電気代 13,219円) |
| 住居 | 18,678円 |
| 保健医療 | 15,863円 |
| 家具・家事用品 | 13,068円 |
| 教育 | 11,939円 |
| 被服及び履物 | 10,063円 |
| その他 | 47,093円 |
※総務省統計局「家計調査報告[家計収支編]2025年(令和7年)平均結果の概要」より。2人以上の世帯(平均2.87人・世帯主の平均年齢60.7歳)の平均なので、一人暮らしや若い世帯の目安にはなりません。

平均とくらべるより、「自分の家は何にいくら使っているか」を知ることのほうが大事です。
見直すなら「固定費」から
金融経済教育推進機構(J-FLEC)の資料でも、家計は「収入と支出を把握する → 支出を見直す」の順で進め、見直すならまずは固定費からとされています。固定費は、一度見直せば毎月ずっと効果が続くからです。
- 通信費(スマホ・ネット)
- 保険料
- 水道光熱費(電気・ガス)
- 住居費・ローンの返済
- サブスク・習いごと
支出を見える化すると、この固定費がいくらあるのかが、ひと目でわかるようになります。
家計簿アプリを使うと何がラクになる?
紙やエクセルの家計簿が続かない理由は、毎回の記録が面倒だから。家計簿アプリなら、そこをかなりラクにできます。
- 銀行・クレジットカード・電子マネーなどをつなぐだけで、使ったお金が自動で入る
- 食費・光熱費などに自動で分けてグラフにしてくれる
- 銀行や証券の残高をまとめて見られる
※すべての金融機関が自動でつながるわけではありません。自動で分けた項目がまちがっていることもあるので、ときどき手で直します。
家計簿アプリ3つのちがい
| マネーフォワード ME | Zaim | Moneytree | |
|---|---|---|---|
| 無料でつなげる数 | 4件まで | 無制限 | 公式サイトに「50社」 |
| 無料の注意点 | 見られるのは過去1年分 | 90日ログインしないと自動取得が止まる | 基本機能は永年無料・広告なし |
| 有料プラン(月額) | 540円(Web) 590円(アプリ) | 440円(Web) 480円(アプリ) | 390円(Web) 430円(アプリ) |
※2026年10月8日に各社の公式サイト・ヘルプで確認。マネーフォワード MEはスタンダードコースの税込価格。Zaim・Moneytreeは公式サイトに表示されている価格です。料金や無料でできる範囲は変わることがあるので、最新は公式サイトで確認してください。
マネーフォワード ME:いちばん定番
マネーフォワード MEは、銀行・カード・証券・ポイントなどをまとめて管理できる家計簿アプリ。無料でつなげるのは4件までなので、まずは「給料が入る銀行」と「よく使うクレジットカード」をつなぐのがおすすめです。
\ まずは無料で使える /
マネーフォワード MEを公式サイトで見る ▶
Zaim:無料でたくさんつなぎたい人に
Zaimは、無料でもつなげる数に上限がないのが特徴。レシートの読み取りもできるので、現金をよく使う人にも向いています。
Moneytree:広告なしでシンプルに使いたい人に
Moneytreeは、基本の機能が無料で、広告も出ないアプリ。銀行やカードの残高をまとめて見たい人に向いています。
続けられる使い方の3ステップ
- 給料が入る銀行と、よく使うカードだけつなぐ(全部つなごうとしない)
- 1か月はほったらかして、月末にまちがって分けられた項目だけ直す
- 固定費の合計を見て、高いものから見直す(スマホ代・保険など)

毎日つけようとすると続かないので、「月に1回だけ見る」くらいで大丈夫です。
夫婦の家計は「共同口座」でシンプルに

僕の家は、夫婦の共同口座を1つ作って、生活費はそこから払っています。それとは別に、自分の口座もそれぞれ持っています。
生活費の口座を1つにまとめておくと、家計簿アプリでつなぐのもその口座とカードだけで済み、毎月いくら使ったかがすぐにわかります。うちの場合、生活費は月20〜25万円くらい。旅行などがある月は35〜40万円になることもあります。
見える化できたら、固定費を下げて投資へ
支出がわかったら、次は固定費の見直しです。家計の見直しから投資までの流れは、こちらのガイドにまとめています。

\ 上から順番にマネするだけ /
家計改善ガイドで次のステップへ ▶
まとめ:まずは1か月、支出を見える化しよう
- 家計の見直しは「何にいくら使っているか」を知るところから
- 見直すなら、一度で効果が続く固定費から
- 家計簿アプリなら、銀行やカードをつなぐだけで自動で記録できる
- 全部つながなくてOK。給料の銀行とよく使うカードから
出典:総務省統計局「家計調査報告[家計収支編]2025年平均結果の概要」、金融経済教育推進機構(J-FLEC)「将来に向けて知っておきたいお金の話」、マネーフォワード ME・Zaim・Moneytreeの公式サイト(いずれも2026年10月8日確認)。
